ブートメニューでHyper-Vの有効化のON/OFFを簡単に切り替える
概要
Hyper-Vを有効化するとDocker for Windowsが利用できますが、一方でVagrant(Virtual Box)やAndroid Emulator を動かすことができません。
開発プロジェクトによってはDockerを採用したりVagrantを採用したり状況によって様々なので、PC起動時のブートメニューでHyper-Vの有効化のON/OFFを切り替えられるようにしています。
元ネタ:
環境
Windows 10 Pro
事前準備
Hyper-Vは有効化した状態で作業開始します
コマンドプロンプトを管理者権限で開きます
「cmd」と検索して出てきた「コマンドプロンプト」上で右クリック -> 「管理者として実行」
Hyper-Vを無効化したブート構成データを作成します
# ブート構成データ(BCD)をコピーします C:\>bcdedit /copy {current} /d "No Hyper-V" # コピーされたブート構成データのGUIDが出力されます The entry was successfully copied to {ff-23-113-824e-5c5144ea}. # 先ほどの操作で出力されたブート構成データのGUIDに対してHyper-Vを無効化します # 下記のコマンドはGUIDとなっているところを先ほどのコマンドで出力されたGUIDで実行してください。 C:\>bcdedit /set {GUID} hypervisorlaunchtype off The operation completed successfully.